G車における芸能人遭遇の確率。

先日、久々にグリーン車（以下G車）を利用しました。
独身の頃は仕事の関係上、上京する機会が多く、費用が会社持ちだったので
図々しくもいつもG車を利用していました。（さすがに結婚し、仕事もやめた今は
普通車の乗客となってますが）
そのG車ってのが結構芸能人と遭遇する確率が高いんですよね。

で、その久々のG車で、これまた久々に芸能人に遭遇しちゃいました。
車内が少し寒かったのでアテンダントのお姉さんに毛布をお借りし、顔だけ
出して寝てた私は岡山駅に着いた頃、何かのオーラを感じ眼を開けました。
と、前の座席に黒いグラサンを掛け、黒の毛皮のコートを身に纏ったセレブなお方が。
そのお方は、「なんでアタシの後ろに座ってんのよ！」的目線を、亀のごとく顔だけ
ニョッキリ出してる私に向かって投げつけておられました。（実際にはグラサン掛けてた
から、目線も見えなかったし、そんなことは無かったんでしょうが）
寝惚けてた私は、一瞬そのお方がどなたなのか判別が付きませんでしたが、
次の瞬間に脳が一気に覚醒しました。
そう、そのお方はミカワケンイチ様なのでした。
さり気なく観察をしましたところ、ミカワ様の他にお付のスキンヘッド青年がひとり、
それに中年男性がお二人の計４名がG席左右２列の計８席を占拠されていました。
（つまりお一人が２席分に座られてたということですね）
う～～～む、さすが大物！！
スキンヘッド青年が、その風貌のせいか、まるで将軍様に仕える茶坊主のように
ミカワ様に仕えていたのが印象的でした。
ご一行は新大阪でお降りになられましたが、その間もとても静かにされてまして（一度だけ
大層男らしいクシャミをされましたが）下車する際も下げていた座席のシートを自ら
もとに戻すなど、やはり苦労されてるだけあって、とてもマナーや心配りの出来る
お方なんだな～と一人感心していたのでした。

あ、因みに過去に遭遇した芸能人は数多くいらっしゃいますが、その筆頭は
なんといってもあの世界のキタノタケシ監督でらっしゃいます。
やはり、私の前の座席に座られまして、別にジロジロ見てたわけではありませんが
目が合ったりして内心ドキドキものでした。
（軍団も率いての移動だったようですが、彼らは列車が動き出すと同時に普通車へ）
車内販売のおばちゃんにスタッフと間違えられ「大変ですね～」と声を掛けられて
「はい、まー」と答えてる詐欺チックな私を、今懐かしく思い出しました。

そんなワケで、芸能人を間近で見たいのならG車！ということですか。
飛行機って手もありますが、ファーストクラスに乗れるお方はソレ相応のご身分の
お方でしょうし、そういうお方は芸能人見たくらいで浮かれりゃしませんものね。